熊本県は南阿蘇俵山温泉にある【竹楽亭】。このお宿は全室露天風呂付離れで食事は個室。今の時代にはピッタリのお宿です。
2016年に熊本地震でダメージを受け、2017年7月にリニューアルオープン。熊本地震や北部九州豪雨からの復興の願いを込めた【竹灯篭】が幻想的で素敵な竹楽亭に、3世代で宿泊してきましたのでご紹介します。
選んで読める目次
アクセス方法
熊本地震や北部九州豪雨の影響が残っているところもあるので、最新情報を調べてからの方がイイと思います。☞公式サイトのアクセス情報
私は福岡から車で九州自動車道に乗り「益城くまもと空港IC」で降りてカーナビ通りに行きました。道は難しくはなかったですが、宿近くの最後の方は「目的地はこのあたりです」とナビに突き放されます(笑)、道の看板を確認しましょう。
竹楽亭の紹介
駐車場に到着すると、どこから見ていたのか係の人が迎えに来てくれますよ。
玄関口
落ち着いた雰囲気の旅館です。
訪問は2月、梅が咲き始めていました。
和の趣ある玄関口。
母屋・フロント
入ってすぐに竹のオブジェ。スッキリ広々とした空間が広がっていす。
囲炉裏がとても良い雰囲気を醸し出しています。
お土産コーナーもお宿の雰囲気を邪魔していません。
フロントのカウンター。チェックインの時に紙コップにドックフードを入れてくれます・・・何だろう?ワクワク!
館内案内。15室あるお部屋はすべて離れです。中庭には鯉や鴨がいるんですね!なるほど、さっきのドックフードは鯉や鴨の餌やりです。
中庭
フロントを出ると案内板があります。まずは宿泊棟のある右へいきます。
今は昼間ですが、夜の竹灯籠がもう素敵な予感。この先に何があるんだろうとワクワク。
ここは中庭の喫煙所。宿の雰囲気を壊さないように配慮されていますね。
鴨は餌を持っていることを知っています。どんどん寄ってくるので、小さなお子さんが餌を持っているときは気をつけましょう。鴨に囲まれたらビックリしてしまうでしょう。
この中庭、夜きれいですよ。
大きなうちの子も餌やりは面白かったようです。
全室露天風呂付離れのお部屋紹介
今夜のお部屋は「こぶし」という8人まで入る大きなお部屋。
定員8人「こぶし」部屋
- 和室2部屋、半露天風呂付き
- 18平米・14.5平米 (定員4~8名)
- アメニティー:フェイスタオル、バスタオル、ヘアブラシ、歯ブラシ、カミソリ、浴衣、足袋、下駄、クレンジング、洗顔フォーム、カミソリ、コットンセット、シャンプー、トリートメント、ボディーソープ 他
雪駄が用意されています。
お部屋はこんな感じです。
TVとテーブルがあるお部屋。
和室だけどちょうどいい高さのロフトがあるんですよ。子供たちは基地感満載でも見やすい
ここに常駐していましたね。
部屋の奥から入り口側を見たところ。2つの和室がつながっています。
こちらは寝る専用(?)の部屋。小さい子はここで遊べますね。
お部屋からいえる景色は山の木々。新緑の季節はきれいでしょうね。
緑茶・コーヒーのセットはこちら。
お菓子は落雁の中に餡が入った肥後銘菓の銅銭銅と、さくりとした生地の中に黒豆餡と牛皮が入ったお菓子「武蔵本陣焼」。お茶と一緒に美味しくいただきました。
TVの下の棚に、浴衣やタオルが入っていました。大浴場にも小さい方のタオルはあります。
1人分のタオル・浴衣セット。足袋靴下もあります。
脱衣所、露天風呂
部屋の露天風呂を見てみましょう。洗面台の下にある白いもの、なんと冷蔵庫です!こんなところにあるなんて・・・。
洗面ボールは一つで周りのスペースも広くないので、このあと歯ブラシや化粧道具などでワチャワチャになりました(汗)。
(左上)カラフルなボディースポンジ。ブラシとコットン(右上)流さないトリートメント(左下)子供用の袋(右下)歯ブラシ、シェーバー
アメニティーはかなり充実しています。フェイスマスク、流さないトリートメント、クレンジング、洗顔、化粧水、乳液があります。ファイスマスクは3枚でこれは女性の大人の人数と一緒。ほかのアメニティーも必要そうな人に必要な分がそろえてありました。
露天風呂!洗い場がかなり広いです。
大人3人で入れるくらいの大きさ。浅いですが問題なし。そして温度が絶妙にイイ感じ!
シャンプー、リンス、ボディーソープ。
トイレはウォシュレット付きの最新型。トイレは一つです。
宿の温泉
洞窟風呂
まずは洞窟風呂をご案内。
本当に洞窟!入口の札を裏返して入浴中にするのをお忘れなく。
入口には暖簾があってお風呂感あり。
一歩足を踏み入れると・・・やっぱり洞窟!薄暗くて、子供は怖いかも。夜に一人では入れないかな。
大浴場
女性風呂の脱衣所はそこそこ広いです。鍵付きロッカーもあるので貴重品はここへ。
クレンジングや洗顔料はないので、部屋のを持ってきましょう。
内風呂、温度は結構熱いですよ。
この日は残念ながら露天風呂はクローズでしたが、こんな露天風呂です。
温泉によくあるケロリンの黄色い洗面器。洗い流さないトリートメントと乾燥肌の人向けの五條の霧水はあります。
大浴場の近くに自動販売機。
飲む人がいるかどうかは・・・?ですが、阿蘇の天然水です。
夜の景色
やっぱり夜は竹灯籠がきれいで、いい雰囲気が出ています。
鴨たちがいた中庭の池。
実物はもっときれいですが、私の写真だとなかなか伝わらない。
夜も明るいので安心。足元も危なくないです。
個室でのお食事
フロント横にあるお食事処の個室で夕食。
夕食
小学生(高学年)のこどもも料理は同じでしたが、食前酒(梅酒)はオレンジジュースが用意されていました。
お品書き。旅館の食事は量が多いので気合を入れて。
小鉢、前菜、向付。お刺身はコリッコリ!熊本名物の辛子レンコンは鼻にツンッと抜ける感じがコレコレって感じ。
焼きたてのヤマメは身はふわっとして食べやすかったです。
赤牛の朴葉焼き。写真は3人分。
馬ひもの陶板焼きはもやしとニラと一緒に焼きます。
〆はごはんとみそ汁とお漬物。デザートは小ぶりのイチゴ大福とキウイと晩白柚。
一つ一つの量はそんなに多くなくても、品数が多いのでお腹いっぱいになります。
朝食
朝からモリモリでてきます。ご飯は1人ずつお釜炊き。右上にちらりと見えている火は、豆乳豆腐鍋。このお汁が相当美味しかったのに、写真を撮りそこなっていました(涙)。団子汁も優しい味。
お肉はほろほろと柔らかく煮てあります。
野菜の量も十分です。デザートはヨーグルト。
周辺観光情報
阿蘇山周辺は大自然の観光が多いです。小さい子供さんがいるなら阿蘇ミルク牧場をお勧めします。竹楽亭さんには割引券付きパンフレットが置いてありました。
阿蘇山の火口見学もできます。車やロープウェーで近くまで行けますよ。
帰りは熊本市内で名物「太平燕(タイピーエン)」を食べて帰りました。二日酔いの日でも食べられるくらい、とっても優しいお味です。ちなみに麺は春雨です。
竹楽亭ブログ宿泊記:まとめ
2017年にリニューアルされているのでお部屋がきれいです。小さなお子様連れでも安心して過ごせるし、敷地が広すぎないので年配の方でも無理なく行動できます。我が家のような3世代大人数でも対応できる広い部屋もあるのはおすすめポイントですね。
竹灯籠がとてもきれいな竹楽亭、料理もおいしく宿泊費は1人当たり約17,000円~と比較的リーズナブル。全室露天風呂付離れのお部屋でゆっくりするにはおススメですよ。
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